2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

今朝はさかまく風の尾から ぱらぱら

今日はちらほら 地面をたしかめながら

今朝は粉雪 さらさらわたる

今朝はゆったりの雪 静か

日々探している 足を踏み出せる場所を 歩くことが出来たというだけでいい 何歩でも どこまででも なんだか時間が周りをぐるぐる早回りして 過ぎていく そろそろ終点もいいと ふと思う

先を考える まもなく天涯孤独になるだろう ひとりきりの暮らしに 自分は耐えられない そのときどうしたらいいのか 答えのないことを 繰り返し思う

先が遠く感じる 吹雪が前から来て 息がつまるようになる 惰性のようにあるく どうにもならないことは 委ねる お願いするしかない いつも それはあると信じること

虹色の風という曲を聞いた 他にも 春の感じがした

まったく知らない世界に入る なにもかも恐ろしく 手探り 通り抜けないと先はない ただ祈りながら

もとの暮らしに向けて 動き出すことができそう なんとか まだ 願いは形にならないけど それは少しずつ ここから先へ行けるだけで今は本当に十分

昼過ぎに家を出たら 下のほうから歩いてくる黒っぽい服装の人がいた そのときは思いもしなかったけど あの人だったろうかと 後で気になった きっと 思い過ごしのときもたくさんあるのだろう 目が悪いから仕方がないけど

鎌倉にも雪と聞いた 雪ノ下を思い出した

FM聞き逃しで 元旦の朝にやった金色の時間を聴いた 最後に流れたのは 昔連れていってもらったコンサートで聴いた曲 はな あのとき 会場にふわっと両手を拡げられたら 何か波のようなものが来て しばらくさわさわしびれてた

新しい一年 昔からの大切なひとにも 穏やかな 楽しみのある年でありますように 2022

雪風が吹き通る合間あいま 明るいおひさまの光 ちゃんとそこにある

とら らいおん あらら