2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

すべてゆだねる 日々おひさまを眺め

自分の望みを潰してしまうこと つらくてもやらないといけない そうしないと先に続かない でも こんなに苦しいとは 自分てこんなに切れないものだとは

今日は雨 でも遠くにつれてってもらった 雑木林の上に青空がのぞいて 明るく綺麗だった 息がつけた

向こうの世界に帰ったら どんなことを言われるんだろう そんな想像をしていると 苦しいときにも少しだけ気が紛れる

山の空気が久しぶりの気がする もうすっかり冷たい 草地はまだ緑だけど 囲んでいる林はしらしらと骨になったり 焦げ茶色に枯れた葉をぶら下げる 枯れ葉を踏むとサクリという 名残惜しくしっかり目に焼きつける

本当に大事なものは まだ、これからやっていけるというのぞみ どんなつらいことが重なって来ても それだけは見つかりますように

明け方 懐かしい人の夢をみた 古めかしい家に二人いて せっかく楽しく過ごしているのに 誰かが勝手に戸を開けて何か持っていく また別が来てその人と長話してく また次が来るのかと思ったら目が覚めた その人の目 表情がまだ残っている

この頃ついのすみかを探してみる 誰もいない 静かな山の家 庭があって鳥や草木が話し相手 なかなかない

晴れ間が出てきた 淡々と 一枚一枚 時間が重なるのを見ている

苦しくても まだ食欲があり 眠るとき眠っている 本を読める 気が落ち着いてくる

夕方冷たい雨 海の方の雲間から夕日がさしてきたら 目の前に虹が現れた 最初に左側のあし ピンクに薄い黄色をはさみ 海のような青みどり すぐそこにあって このまま行ったら光の束を登っていけるような 山の上に右側のあしも見えてくる しまいにはくっきり真…

石を積むように 思いを積み重ねて だんだんにここまで来ていた 大抵のことは消化できていた でも今度はみんな崩れて 直せなくなった 砕け散った自分を拾う 気持ちも何もついて来なくても とにかく拾う

あれはちょうど今頃だった あのときの黄色や赤い枯れ葉の色は 私のたからもの 向こうに持って帰る

手さぐり まだわからない ここにいられるかどうか

明け方 冬のような風が吹いている 遠く暗い海が浮かんでくるような 庭木がざわざわ 戸板がきしむ つらい季節 でも自然が与える苦痛にはけがれがない 心を突き刺してきたりしない いくらでも耐えられる

この世にいられないんじゃないか 居られる場所はないかもしれない そう思いながらしごとする

冷たい雨のあと 晴れ ともかくも行く

自分の問題でつらく 打ちのめされている 明日も出てこれるだろうか ものを食べる気になれない