来年度で仕事は辞める わからないことを続けていけない そのうち関わる人に迷惑をかけそうだ 何より 日々何の満足も感じられない ただどうにかやり過ごしただけ 場違いの感じがずうっと続く 自分の足のつくところへ行きたい 自分のあたまで ちゃんとわかるこ…

年末頃だったか 暗くなった雪道の脇を ふんわり丸い白いものが ぽんぽんぽんと向こうに行くのが見えた 止まったと思ったら またぽんぽん っと角を曲がって見えなくなった やっぱりあれは兎だろうなぁと思いながら帰った

白いふんわりした雪原のむこう 白や灰色の雲の間に 水色の空が光るように見える 林の木々に近づいてみると 枝の雪溶け水がはらはら落ちる こうして少しずつ溶けるのだ 雪を掘ってフキノトウ探してみても見つからない またあの苦い天婦羅食べたいな

春の気配 朝の明るさ 水の冷たさ 乾いた道路

今頃の時期 外でかぶきをみた とても寒くて 買ったこんにゃくがあったかでおいしかった

２月半ばなのに 雪がずいぶん降った さらさらでいいけど 多いとやっぱり重たい 春になる前に もう一回降りたかったのだろうか

朝方 東側の窓をのぞくと 竹林の少し上に かすかに白い花のようなのが見える こんな雪で 屋根につららはあるし ぴんとこなかったけど 白梅なのだった まるで空からの雪にこたえるように ちらほら白い枝が伸びている