2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

向こうに行ったら 誰もいない静かな場所に ただいたい おひさまと虹が見えるといい あと出来たらただ広い湖の真ん中に 古い白い城があって 日がなのんびり景色を見たり 本を読んだり 飽きたら鳥の背に乗せてもらって 遠くの高い山々や草原を眺めたり 雲の上…

UFOを見た人の店に いつか入った 二人とも そういうものが居ると信じていて 映像を見られてうれしかった カニ出汁のラーメンうまかった

夜に何もすることがないと つい先のことを考える 誰もいなく 日々ただ何かを口に入れて身体が生きて うまいと言える人もいない 何もない 二階堂のCMにあった 人生が空っぽでありませんようにと船出していく情景… 自分はもう遅い とうに手遅れ でもかなしいこ…

暑くて 冷やしラーメンというのを見つけて頼んだ 酢が効いてあっさりひやひやしたスープ 冷たい細麺がサラサラのどを通る 食欲が無いときもこれなら食べられそうな…

この世とあの世と それがあるどこかのこと 本当のことを探すしか もう行ける道はない

失敗した日 準備はしっかりしたはずなのに抜けていた こんなことは子供の時からあった 必ず何か忘れたり抜けている 何とも言えない またがっかりしたくなければ どこまでも気をつけるしかない せっかく仕事が済んだはずなのに 少しもすっきりできない

想いと時間とかみ合わない こんなに遠くなってから

元年の7月に 公園のわきの道を歩いてた 日傘をさして とてもゆっくりだったので 車からわかった よほど降りて声をかけようと思ったけれど 仕事中で… でも 考えたら そんな偶然など何度もあるはずがないと後悔した

猫といえば 坂の途中の公園で暮らしていて たまにおにぎりあげた 修善寺のお寺の庭で黙ってなでられていた どこかの街では 家の門からこちらに出てきて 脚にまつわりつかれたり 芭蕉の寺には 捨てられた猫たちがたくさん 思い思いにくつろいでいた

軽い雨だれがトントン調子よく聞こえてきて だんだん眠くなってくる しばらくぶりに少し落ち着いている…たまには雨がいい

仕事から遠ざかってしまう人もいる 誰だって好きでそんなふうにならない どうにもならない何かがあるから。一回 全部から逃げ出してみんなとめて 終わらせて 真っ白くしんと静まりかえった 空っぽの自分をみて どうしたいか決める そんなふうに出来たらいい

記憶は同じ日のことも つながりなくばらばらに現れてくるんだな…夕鶴は伊豆だった あそこの山道を歩くとあたたかい ふわっとした風が吹いていて どこかの島に来たような感じがした

先に何もないと思うときが 一番つらい けれども いつもいつもそんなこと考えていられない 淡々と 日々やることをやるほかはない

夕鶴にゆかりのある場所に いつか連れていってもらった 少しさびしげな場所で 何か小さな記念館があったような… その場所の前後のことは すっかりわからないけれど そうした切り取られた記憶が ふと浮かんでくることがあり いろいろに記憶をふくらまそうとし…

気がつくとこんなところにいる もうたそがれて いろんなことはもう手遅れ でもまだ終わってはくれない 何もない一人の時間が どこまで続くのか

久しぶりに 川のそばの実家に来ている 1月の雪のなか 二人過ごしたところ 寒いけれどあたたかかった

かっぱえびせんをかじると 昔を思い出す おばあちゃんからおやつに一盛りもらい ポリポリかじっていた 無心に手が出てとまらないけれど じきになくなって 今はひとふくろ ゆうゆうと食べたりする